NHK英会話タイムトライアルのコンセプトを取り入れて

4月15日(土)は、いつもの集会所の予約ができなかったので、品川駅近くの公共スペースで行いました。

なので、音源を使っての勉強をしずらい環境でしたので、何回か活用してきたNHK英会話タイムトライアルのコンセプトを取り入れ、別の教材を使っての練習をしました。

さて、その英会話タイムトライアルのコンセプトとはどんなコンセプトか?ということを述べてみたいと思います。

日本人は長~い間英語を熱心に勉強しているのに、なかなか話せるようにならない。それは、せっかく学んだ英語を「発信」する練習をしてこなかったからだ、と。発信できるようになる新しいトレーニングをしましょう、ということです。

テキストの中で講師のスティーブ・ソレイシィ先生がこのようにおっしゃってます。

「英会話の上達には『日本語から英語に』する練習が不可欠です。これまで、英語を見て理解するという学習をしてきたという方が多いかもしれませんが、『英語から日本語に』する学習ではなかなかスピーキングに結びつきません。自分で英文を作り出すには、皆さんの母語である日本語からスタートして、それに合う英語を作り出す練習を積み重ねることが大切です。」

「そのために、まず必須なのが瞬発力。言いたいことをとっさに言う力を鍛えましょう」

(NHK英会話タイムトライアル2017年4月号―「英会話タイムトライアル」にようこそ!より)

つまり、ポイントは、「日本語→英語」の練習と、それをとっさに行う「瞬発力」を鍛えること、ということの2点です。

これには私も深く同意しました。

自分で言いたいことを言えるようにいろんな状況をシュミレーションし、こういう場合にはこう言おう、こう聞かれた時にはこう答えよう、というふうに、自分で英語を作って、それをとっさに言えるように何度も必死に練習した時期があるのですが、大きな効果を感じました。

そしてこのテキストに出会って、その実感が間違っていなかったように思えてすごく嬉しく思い、この実感をぜひサークルの皆さんと共有できたらと思った次第です。

また、きちんとしたNHKの語学教材を使っての学習で、わかったように思ってたことも再発見がたくさんあって収穫も多いのです。

さらに、サークルで活用するために市販の英会話教材をいろいろ物色しておりますが、最近は「日本語→英語」という練習をさせる教材がたくさん出ているように思います。そういえば、最近「ラジオ英会話」でも遠山顕先生が「日本語を聞いてとっさに英語にする練習が大事です」と仰っていました。

やはりこのコンセプトは多くの先生方が効果を認められているのかと思います。

あとこれに、もう一つ有効な学習法といえば「音読とシャドーイング」ですね。

もちろんドラマのセリフも、フリートークも、今後もいろんなことを取り入れて、何より楽しくやっていきたいと思っています。

ではまた皆様、来週もよろしくお願いいたします

コメント

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