完全フリートーク

年に何回か集会所予約が取りづらい時期があるのですが、この6月はまさにその時期で、カフェでの開催が続きました。

カフェの会もいろんなパターンで行っていて、テーマや教材を準備して勉強することもあるのですが、最近は「完全フリートーク」を行っています。

教材は使わず、テーマを決めることもなく、最初から最後まで参加者の皆さんが喋りたいことを自由に持ち寄っていただいて喋る、という極めてシンプルな企画です。

教材を使って勉強するのは正しい英語を学ぶため必要な時間だと思うのですが、それに対してフリートークは自分が言いたいことがどれほど言えるか、を試す機会になります。まず普段いろんな教材を使って学んでいること(インプット)実際に使ってみること(アウトプット)というわけです。

集会所での会も前半に教材を使い後半でフリートークをしていますが、最初から最後までの「完全フリートーク」は滅多にやったことがありません。やはり主催者の経験上、フリートークだけでは時間がもたなくなる、というのが実情でした。

自由に喋ってください、と言われても “Nothing special…” で終わってしまう場合もありますよね~。自信がないとか、準備不足とか、いろんな理由があると思います。やはり参加者の皆さんがどれほど前向きに「英語を喋りたい」と思えるかがカギを握っているのですが、そう思えるサークルの雰囲気作りも主催者の役目ですね。

ちなみに、少し前に「なるべく英語オンリー(Almost All English)」を始めました。というのは、フリートークをしながらいつのまにか日本語でのおしゃべりに終わってしまう場合が多々あることに気づき・・なので「なるべく英語オンリー」にしようという努力を始めたのは既にこのブログでも書かせていただいている通りなのですが、お陰様で参加者の皆さんのヤル気も上昇。というわけで、「完全フリートーク」と「英語オンリー」を同時にやってみよう、というのが今回のチャレンジでした。

この新たなチャレンジをとっても楽しく行うことができて喜びもひとしお、英会話サークルの究極の姿だ~と思いました。日本人同士でも、井戸端会議のように、お茶会や飲み会のように、ただ「言語が英語」になっただけというだけで、喋りたいことを喋るという場にできることが理想の英会話サークルだと思うのですが、それに近づきつつあることが嬉しく思った次第です。

決してレベルが高いとか低いとかは関係なく、喋りたい!という気持かなと思います。もちろん日本語になってしまうことがあっても全然OKなのですが、とにかく何でもがんばって英語で言ってみよう!というのをスローガンにしていきたいと思っています

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