レポート☆2018年8月6日(土)「英詩を読む」

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今回は初参加の方がお二人、2回目以降の方が7人と、大規模なmeet-upになりました。まず9人全員が自己紹介をし、そのあと本日のtopicについて話し、最後にグループを分けて40分ほどFree talk sessionを設けました。

 

最初の自己紹介のsessionでは、参加者の方々の職業、趣味、海外経験などを中心に話をしました。

英語⇔日本語の特許翻訳に携わっている参加者の方は、アメリカと日本を中心に世界のいろんなところを転々と回る生活をされていて、

翻訳者の自由なライフスタイルを覗き見ることができました。アメリカ在住経験のあるメンバーが比較的多かったのですが、それぞれ違う都市で多様な経験をされていて、アメリカ旅行への夢がますます膨らみました。

そのほか、Thailand在住の経験をお持ちの方、アメリカのドラマを見るのが大好きな方、Figure Skatingの英語の解説が聞きたくて英会話を始めた方の話も伺いました。英語を活用する場面は本当に多岐にわたりますね

 

さて、本日のmain topicの「英詩を読む」ですが、今回は世界的に愛されているアメリカの詩人Robert Frostの名詩、「The Road Not Taken」を読んでみました。

詩を構成する英単語そのものはシンプルなものでしたが、人生で選択の岐路に立つ瞬間を描いた詩のメッセージは、とても深いものでした

詩というジャンルは、rhymeやmelodyを意識し、一般的な文体よりも少しtrickyな文体、symbolicなexpressionをよく使うため、読み取りづらい場面も多々ありました。

ですが、国や言語を超えて普遍的に存在する「人間像」を、原文の英語そのまま感じ取り、口に出して吟味することは、

日常的なことを話し合うこととはまた違う楽しさを与えてくれます。みんなで詩の意味について意見を交わし、よりよい解釈を模索していく過程も、とても刺激になりました

日常の出来事から英文学まで、型にはまらない自由なtopicで話し合えるのは、十人十色の参加者が訪れるRekindleならではの魅力だと思います

 

次回はまた今回と一風違った企画になると思いますので、皆様のご参加お待ちしております~

コメント

  1. Meimy より:

    意味が一意的になるような技術系の翻訳をしている私にとっては、詩や小説などの文学作品の英語の方がかなり難易度が高いと感じていたので今まで避けていましたが、今回詩にふれることで自分のcomfort zoneから一歩外に出るいい経験ができました!
    気軽に受け身で見れるドラマやYouTubeと違って、詩って自分と向き合う感じも得られるんだな〜と改めて発見できて、Facilitatorさんに感謝です^^
    好きな詩を見つけて、さらっと暗唱できるような味のある人間になりたいと思いました!笑

  2. Nancy より:

    恥ずかしながらRobert Frost を知らなかったのですが、良い勉強になりました。意味を理解するのは私には難しかったのですがfacilitatorさんの説明のおかげでなんとかついていけました。声に出して読んでrhyme の響きを感じるとか…いつも新鮮な経験をさせてもらえて刺激になります。ありがとうございました😊

  3. Kate🐒 より:

    英詩を読んで….
    高尚なこの詩は、私のレベルでは難解でしたがfacilitator さんが丁寧に説明して下さったので、なんとかなりました💦
    人は岐路に立った時何を思い選択するか….🤔
    私自身は思慮深い人間では無いので、感慨深いものがありました。
    Facilitator さんありがとうございました。

  4. Cassandra より:

    “詩”はあまり好きではありません。ましてや英語の詩なんて、触れることもありませんでした。
    今回「The Road Not Taken」を読みました。
    有名なこの詩を知らない私には難しかったです。でも、みんなで考えながら読み進め、少しずつ形作っていくのは楽しい作業でした。
    粗削りな私達の訳も、それなりに味わいがあったのではないでしょうか?
    いい機会を与えてくださったFacilitatorさん、ありがとう!

  5. kako88 より:

    自己紹介、詩の鑑賞、そしてフリートークと盛りだくさんで楽しかったです! Facilitatorさん、今回も素敵な企画をありがとうございました☆

    ロバート・フロストといえばこの詩、というくらい有名な詩なんですね。私も全然知らなくて、恥ずかしい限りなのですが、学べて良かったです。ほんとに、詩というのは、その意味をかみしめるのみならず、言葉の音、リズムを味わうことが大事ですね。改めてゆっくり読んでみたいと思います。

    ここのところほぼ毎週のように初参加の方をお迎えすることができ、今回は9人も集まってくださって、年齢層もどんどん幅広くなり(^^)嬉しい限りです。皆さんからたくさんの刺激をいただき、ますます英語が楽しくなる今日このごろです♪

  6. Madeline より:

    今回は、趣がいつもとはガラリと変わり、高尚な雰囲気を楽しみました。

    Facilitatorさんがご紹介してくださったおかげで、ロバート・フロストがアメリカの有名な詩人であることを知りました(感激!)。英会話力を磨くだけでなく、知識もひとつ得られ、「お得感」満載の2時間でした。
    Facilitatorさん、thank you so much!

    Facilitatorさんのご指摘どおり、この詩は平易な英語で書かれ、情景も容易に想像することができました。しかし、解釈については難しく感じました。

    みなさんで一読した時は、タイトルが”The Road Not Taken”選ばなかった道であること、そして’with a sigh’ため息をついて語ることになるだろう、といったことから、詩人は自分の選択をネガティヴに捉えているのかもしれないと思いました。

    しかし今読み直してみると、最後の3行で現実を淡々と言い切るあたりから、詩人は決してその選択を後悔しているのではなく、むしろ正面からすべてを受け入れていると考えられ、選択をポジティブに捉えているような気がします。’I doubted if I should ever come back.’の一文も、私にそう思わせるのかもしれません。

    読み手のその時の心情で、解釈は違ってくるものでしょうか・・・?

    最後に、Facilitatorさんがこの詩を朗読してくださいましたが、英詩は字面を追うのではなく、音で味わう方がずっとステキですね。

    引き続きよろしくお願いします。