レポート☆2018年8月25日(土)和製英語

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今回はとある英語学習教材から、ラジオDJ・音楽評論家として有名な在日イギリス人のピーター・バラカン氏のインタビューを取り上げ、内容の聞き取りと、テーマについてのディスカッションをしました。

テーマはずばり「和製英語」です

バラカンさんいわく、日本で多く見られる英語の多くは英語ではなく、It’s a Japanese appropriation of what somebody evidently thought was English.だそうです。

ここでのキーワードが appropriationだったのですが、これは「流用、充当、割り当て」という意味で、「誰かが明らかに英語だと思い込んでいるものを日本人が流用したもの」だということです。

バラカンさんは「和製英語」と本当の英語をちゃんと区別しなければならない、と力説していました。ほんとにそうですよね

ということで、以下のようなテーマでディスカッションしました。

Is there any “Wasei Eigo” that you know?

Have you ever been confused or troubled with “Wasei Eigo”?

ペットボトル、ガムテープ、ライフライン、コンセント、などなど、私たちの回りに溢れているカタカナ語がどんどん出てきました。

lifeline という英語はちゃんと存在するのですが、本来は「命綱」という意味で、そこから必要な物資の輸送網通信のことを指すこともあるようです。でも日本人は「電気・水道・ガス」などの意味で使ってしまっていますよね。

また、カタカナ英語の弊害で、日本人の英語の発音が全然ネイティブに伝わらないことなど、皆さんから様々な体験談も次々と出ました。

バラカンさんのインタビューの最後では、和製英語に悪影響を受けないようにするためにはネイティブの英語にどんどん触れることが大事だと励ましを送ってくれていました。それは映画やドラマでも良いのです。そしてRekindleではそれをやっています

For learning any language you have to just expose yourself toas much of that language as you can, which means listening to native speakers talk either in the flesh, or if you don’t have the chance to meet and listen to native speakers in your everyday life, and for a lot of people that might be hard, then you can go to movies or watch television shows, listen to music, listen to podcasts.

expose yourself to~ ~に触れさせる

in the flesh 実物の、生身の = in person

in one’s everyday life 日常生活の中で

役に立つ表現も学ぶことができました。

今回のFacilitatorさんがこのインタビューを私たちがわかりやすく勉強できるように準備してきてくださり、とっても有意義に学ぶことができました。本当に楽しかったですし、面白いテーマでしたね

今回も素敵なセッションをありがとうございました!

コメント

  1. Kate🐒 より:

    「和製英語、外来語」….
    私は以前からこれらが日本人の英語力を低下させている原因の一つだと思っていました😔
    子供の頃は、外来語全てが英語だと勘違いして恥ずかい想いもいましたし…😅
    が、今回の件で更にカタカナ発音から脱却したいと強く思いました。
    facilitatorさんには感謝です🙏
    ありがとうございましま🙇🏻‍♀️

  2. Cassandra より:

    今回の話題は和製英語。無意識のうちに慣れ親しんでいることに、改めて気づかされました。
    インタビューを聞くだけでは理解しきれませんでしたが、Facilitatorさんがレジュメを作ってきてくださり、お陰で私も話題に入ることができました。あぁいうのがあると、本当に助かります!
    毎度のことながら、語彙が追いつかず、もどかしい思いでいっぱいです。でも、いつも「今日は何がテーマかな?」と楽しみです。
    今回も面白いテーマを用意してくださったFacilitatorさん、ありがとうございました。

  3. Madeline より:

    英語学習者にとって、気になるテーマでした。

    「和製英語」は、ほとんどが英語の単語をもとにして「作られた語」であるはずなのに、いつの間にか「英語」だと信じ込んでしまっていることに気付かされました。英語の正しい発音を習得するのに障壁になるカタカナですが、意味の上でも表記の上でも、私たちを惑わしているとは。恐るべし、カタカナ!
    今もスポーツニュースの中で和製英語を見つけました。
    ナイター

    言語(英語)への関心を高めてくださったFacilitatorさん、あっぱれです。用意してくださったQ&A、語彙のメモも整理されていて助かりました。ありがとうございました。

    語学学習者として、高い意識をお持ちのみなさんの仲間に加えてもらっていることに、今回もつくづくと有り難いことだと思いました。

    引き続きよろしくお願いします。

  4. Nancy より:

    初めてのfacilitator で緊張しましたが、皆さんのご協力のおかげであっという間に時間が過ぎました!次々と色々な意見や話題がでて改めてRekindleは楽しいな〜と思いました。
    皆さんありがとうございました😊