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今回のトピックは昨年のノーベル文学賞を受賞したKazuo Ishiguro氏の、授賞式後の晩餐会でのスピーチBanquet Speechでした。
YouTubeの動画でスピーチそのものを見て、その後、このスピーチを取り上げたNHK語学番組を活用して学びました。本当に何でもネットで手に入るのですから、便利な世の中になったものですね
とてもゆっくり話しているのでわかりやすいと思いきや、非常に格調高く意味の深い言葉でしたので、1回で聞き取って理解することはそう簡単ではありませんでした。
NHKの解説の先生も仰っていましたが、さすがにノーベル文学賞作家のスピーチですから、厳選された表現を駆使し、倒置や押韻を使っての完成度の高い英語であることに間違いないので、英語学習者にとって最高の教材ですね。
スピーチでは、長崎で生まれ5歳まで日本で育った日系イギリス人としてのイシグロ氏の、お母様と生まれ故郷に対する思いに溢れるスピーチでした。
さて、今回のセッションでは、FacilitatorさんがしっかりとTime Tableと教材のプリントを用意してきてくださり、時間どおりにやるべきことを全部やりきることができ、とっても充実度の高い時間でした
スクリプトや練習問題が書かれた手作りのプリントと、パワーポイントでボキャブラリーの解説もしてくださり、時間をかけて準備してくださったのだな~と感謝感謝の思いでした。
最後はスピーチを学んだ後に様々感じたことなどをディスカッションしましたが、カズオ・イシグロ氏の著作や、それが原作となっての映画について、またそこから発展し、「読書」「スピーチ」などをテーマとしてのフリートークに花が咲きました
本当に毎週毎週、皆さんの多岐にわたる企画に楽しい時間を過ごさせていただいております今回もほんとにありがとうございました
ちなみに、レポートを書くにあたってイシグロ氏のいろんな動画を見たのですが、とってもステキな人ですね~
ディスカッションの時にも話しましたが、私は全くこの方の作品を読んだことがなく、そもそも読書が苦手な私は歴代のノーベル賞受賞作品もほとんどあんまり読んだことがない有様なのですが、時間をつくって読んでみようかなとちょっと(?)思った次第です
今回学んだスピーチの動画です。こちらのノーベル賞のHPではスクリプトもご覧いただけます
コメント
参加出来ず残念でした😭素晴らしいスピーチですね。耳に心地良く響きが美しく..ノーベル賞を受賞されるまでお名前も知らなかったし、受賞後 話題になっていても本を読んでいなかったのですが、スピーチの映像を見て興味がわき「日の名残り」をkindle 版で読みました。残念ながら日本語翻訳版ですが、いつかは原書を読みたいです。Facilitator さん お勧めくださりありがとうございました😊
今まで多くの日本人がノーベル賞を受賞してきましたが、Banquet Speech をきちんと聞き、読んだのは初めてでした。イシグロ氏の美しい英語は(意味はわからなくても)、心地よく沁みてきました。
彼はもう英国人であるにもかかわらず、日本人が彼の受賞を喜ばしく思うのは、彼が日本を“捨て”たり“切り離し”ていないからでしょう。スピーチの内容がわかるにつれ、益々イシグロ氏の受賞を誇らしく思いました。
Banquet Speech を読むという経験ができ、Facilitatorさんに感謝しています。
また、今回は時間割を決めて進めてくださり、中身の濃い2時間となりました。
Facilitatorさん、ありがとうございました。
Facilitatorさん、風邪とはいえドタキャンしてしまい失礼いたしました。🙇♀️
「日の名残り」は私もお気に入りで😍いつか原書「The Remains of the Day」を読んでみたいなと思っていますが、主人公の格調高い言葉使いを英語で読んで理解できるかな・・?としりごみしています。とはいえ、個人的には特に小説は原文で読んだほうが楽しいと思っているのでいつかチャレンジします!とここで宣言して自分を追い込んでみたりして。。
バンケットスピーチの映像は何回か見ましたが、押韻には全く気づきませんでした。このスピーチを取り上げたNHK語学番組を教えていただけるとありがたいです。🙂
高校生からはじめる現代英語で取り上げられていました。その中でAm I happy to receive this honor? Yes, I am. I am happy to receive ….という文章が韻を踏んだ詩のようなリズムという説明がありました。
jerushaさん、NHKの情報ありがとうございます!
たしかに、Am I …. I am … I am のくだりは印象的で耳に残っていました。なるほど〜。ぼんやり聴いていましたが深いですね。さすが文学賞受賞者です。
スピーチの冒頭でまだ幼い頃母から教わったというノーベル賞と平和という理念、英語でのスピーチですがこの言葉だけは故郷長崎で日本語で理解したことの強調もあって日本語を使われています。子供でも理解できる平和への思い、冒頭から惹き込まれるスピーチで、今回ファシリテーターをするにあたって、私の好きな日の名残りの作者、皆さんにお勧めしたく選びました。平和の象徴ではあるけれど自国の勝利を誇りと思うオリンピックとはまた少し違って人類そのもの、国境を超えて紛争や飢餓や病気、科学、医学の発展はもちろんのことノーベル賞というものは国や言葉は違っても平和を願って人々が理解しあうことそういう願いなのだと思います。文学は国境を超えて人々の生活に潤いや夢や様々な想像力を与えてくれます。英語の勉強は趣味的でなかなか進歩しない私ですが少しずつ知らないことを皆さんと一緒に勉強するいうのも楽しみです。今回のスピーチは心に響く素敵なスピーチでした。この回に参加されなかったメンバーの方4分くらいのスピーチですのでぜひ聞いてみてください。