たびたび教材として取り上げているアメリカのドラマ「デスパレートな妻たち(Desperate Housewives)」は私管理人Kakoがずっとハマっているドラマで、英語の勉強としてすごく良い上に、ストーリー自体がとても面白いので、本当におススメのドラマです。
サークルの皆さんにも希望者の方にはDVD全シリーズを順番に回して見ていただいています
私は字幕ナシでわかるようになるまで飽きずにDVDを何度も繰り返して見てしまうので、進みがとっても遅く、ようやくファイナルシーズンのシーズン8までたどり着きました。
やっと5話まで見たところですが、ファイナルシーズンはこれまで以上にストーリーも主人公たちのキャラクターも強烈に際立っています。
いくつか面白いセリフに出会ったので紹介したいと思います。
これはあまりストーリーには関係なく、主人公たちのセリフでもないのですが、4話でガブリエルが娘ホワニータの学校のPTA会長のデーナの横暴なやり方に対して反発し、デーナと対立します。同じようにデーナに横暴な目に合わされたママ仲間の一人がデーナの悪口を言っている場面です。
Dana the pain-a.
Dana you better not complain-a.
Dana power’s driving me insane-a.
お笑い芸人のようなキャラの女優さんが演じていて、早口だし、最初は何を言ってるのかわからなかったのですが、2回目でどうやらDanaの悪口をダジャレを言っているんだとわかり、3回目以降、これが日本語にするとどうなるだろう?と思いながら見ていました。
英語のドラマや映画でジョークが出てきても、日本語になると全然面白くない、っていうか、ジョークにならず普通になってしまっていることがよくありますよね。
自分でも、これを和訳してみようと考えてみたのですが、全然無理でした
で、吹き替えと字幕の両方を確認したところ、両方とも同じ和訳が使われていたのですが、お見事!と思いました。
Dana the pain-a. デーナ、ひでーな。
Dana you better not complain-a. デーナ、やり方きたねーな。
Dana power’s driving me insane-a. デーナ、殴ってやりてーな。
ちゃんとダジャレになってるし、悪口にもなっています。意味も近くないわけでもない気がします 自分が訳そうと思っても思いつかないだろうな~・・またまた翻訳者さんのスキルに脱帽しました。
もう一つ見つけたのが、5話でトムと別居したリネットが出会い系サイトで自己紹介しているシーンのセリフです。(ネタばれですみません)
I’m a Cancer, and I beat cancer.
Cancerは「蟹座」、それからリネットはcancer「ガン」を克服しているので、それをひっかけてジョークにしているようですが、これは吹き替えと字幕でちょっと違いました。
吹き替えでは「私は蟹座でガンの生還者」と、ダジャレにはならなかったんですが、字幕では同じ和訳に注釈がついていたんです。「蟹座(カンサー)でガン(カンサー)生還者」。
字幕ではそのような手段がとれますが、どうしても日本語でのジョークにはできなかったようです。
コメント